
プロが教える保険比較
妻のKさんが収入を得ていれば、預貯金額が予測よりも増えているかもしれません。
団信のない自動車ローンは4年後にはなくなっています。
今後年間の家計を予測してみよう保険金額が決まったら、「保障を何年間買い続けるか」を決めよう。
Kさんの勤続年数が伸びていますので、死亡退職金や遺族厚生年金額も増えています。
とりあえず、保険期間年の定期保険に加入しておき、年後に保険金額を減額するという方法が合理的です。
保険期間は長く設定すればするほど保険料が高くなります。
事情は変化しますから、あまり長い保険期間を設定せずに、同じ保険金であれば割安に保険料を抑え、保険期間終了時の預貯金額が出来るだけ多くなるようにし、保険金額をどんどん減額していけるように持っていきたいものです。
もちろん、準備する保険金額のうち一部を終身保険にするという方法もあります。
その際には、終身保険の商品性を十分理解した上で、どの程度の保険金を終身で準備するかを、保険料との兼ね合いで検討してください。
保険金額を大きくしたり、保険期間を長くしすぎたりすると、保険料負担のために貯蓄が少なくなり、結果として保険金額をいつまでも減らせないという悪循環に陥ります。
ほどほどにしましよう。
終身保険は基準形に相当します。
逓増定期保険や逓減定期保険は保険金が増減しますが、支払要件は「死亡・高度障害状態」になった時です。
保険金が遺族に毎年年金で支払われる収入保障保険基準形です「いつ保険金がもらえるか」で分けるとスッキリ保険金の支払要件にオプションが付いたものが、生前給付型保険と言われるものや、お祝金が支払われる保険です。
死亡や高度障害状態になった時に保険金が支払われるところは基準形と変わりません。
しかし、オプションとして設定された支払要件を満たした場合、たとえ死亡や高度障害になっていなくても、保険金が支払われ、契約は終了します。
ただし、生存給付金付定期保険は、3年あるいは5年など、商品によって決められた一定期間経過後にあなたが生存している場合に限ってお祝金が支払われ、保険期間満了まで死亡と高度障害の保障が続きます。
オプション付きの保険を扱っている保険会社の多くは、最低死亡保険金額が2000万円以上などといった縛りがあり、基準形の終身保険や定期保険も通信販売の会社や外資系生保と比較して割高になっています。
いろいろな生命保険会社の資料を取り寄せて、同じ条件であればどこが最も割安なものを売ってくれるかをリサーチすることです。
将来のことは誰にもわかりません。
早々と死亡するのか、長寿を全うするのか、三大疾病にかかるのか、どうせわからないのであればシンプルに考えて、何にでも使えるお金が不足しないような工夫をしていくほうが、さまざまな確率に賭けるよりはリスクが小さいのではないでしょうか。
保険加入に際しては健康状態をチェックします。
無条件で加入できる健康体の人が、年程度の期間中に保険金が前払いされるような事態になる確率は、さほど高いとはいえません。
せっかく大変な作業を経てリスクの大きさを測り、リスクヘッジの対応策を検討する段階まできたのですから、もうひと頑張りです。
くれぐれも保険会社に誘導されて、積み上げ方式で保険金額を予定よりも大きくすることは避けましょう。
自分に合った保険を選ぶ時、基本的にはページで算出した保険金額を大枠とし、保険種類を切り分けていく方式を取ります。
ここでのポイントは2つ。
終身保険を入れるかどうか、死亡と高度障害の保障だけでなく、プラスαのオプションが欲しいかどうかです。
保険の分類で見たとおり、オプションがついても死亡と高度障害状態で保険金が支払われることに違いはありません。
すでに決定した保険金額内に収めることを心がけてください。
左ページの保険種類ごとの単価を比較すればわかるとおり、保険期間が長くなったりオプションが付いたりすることで、保険料は高くなってしまいます。
また、オプション付きの生前給付型保険は支払要件が結構厳しいものです。
本当に役に立つものか、コストを払う価値のあるものかどうかをしっかり検討してください。
保険は複雑になればなるほどコスト高になりますし、「死亡・高度障害以外はどのような時に保険金請求をすればいいのかわからない」といったことでは契約をした意味がありません。
あなた自身が理解できることはもちろんですが、イザとなった時に請求するのは家族であることが多いのです。
家族が理解できることも念頭において選択をしてください。
保険は、「保有資産だけでリスクをカバーできるようになるまでのつなぎ」です。
火災や第三者を巻き込む自動車事故など、巨大リスクに陥る可能性のあるものならともかく、家族の死は心情的にはつらいことですが、経済的負担に関しては、残された家族の生きる力や工夫によってコントロール可能なものです。
死亡保険金でしか解決できないような家計にならないよう、長生きを前提に、長期にわたり健全な家計運営をしていくため、上手に保険とつきあっていただきたいと思います。
保険に加入するということは、新たなリスクを抱え込むことです。
なぜなら、限りある大切なお金を長期間にわたって「死亡・高度障害」、場合によっては「三大疾病で所定の要件を満たすこと」などに賭ける行為だからです。
もし、保険加入をしなければ、その保険料は住宅資金や教育資金、老後資金などに回せます。
他の用途で使用することをあきらめてまで、あえて保険を買う意味を自問自答してください。
自問自答のための材料となるものが、現時点でのあなたのリスクの大きさ。
まず、あなたのリスクの大きさを測りましょう。
手持ちの預貯金や公的制度などでカバーできる程度のリスクであれば、あえて新たなリスクは取らずに、自家保険である資産をより大きくする行動に踏み出せばいいのです。
一方、カバーしきれないほどのリスクを抱えていることが判明すれば、保険の利用を検討します。
しかし、何事もなく長生きすると保険料負担がかさみますから、新たなリスクを抑えるために費用対効果の高い商品を選び、見直しをこまめに行うことが大切です。
また、費用の面でも請求時の面でもシンプルな商品を選人生はわからないことだらけ。保険を対象にしているのに対して、共済は特定の会員を対象としているのが特徴です。
雑誌の定期購読者を対象とするもの、大企業の労働組合が組合員を対象にするものなど、さまざまな共済があります。
共済は、人件費負担の重い営業部員を抱えず営利目的でもないため、割安な保障が確保できます。
会員の死亡率や損害率が低ければ、さらに掛金は割安になります。
1年ごとの決算時に剰全金が発生すれば、割戻金という形で会員に還元する共済もあります。
また、会員のニーズを取り入れたフレキシブルな商品設計ができるのも魅力です。
ここ数年、こういった共済の良さが注目され、契約件数を伸ばしてきたようです。
ただし、このようなメリットの裏側にある問題点にも目配りが必要。
共済は保険会社と違って誰でも設立することができます。
JA共済や全労済などの大手共済は、農業協同組合法や消費生活協同組合法といった根拠法があり、所管官庁の認可、監督下にあります。
しかし、小さな共済はほとんどが監督対象外で、一般消費者にとって経営内容の良し悪しを判断する材料が少ないのが現状です。
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